高級レストランで食事をした際に、少々気になることがあります。
どうも“ナイフの切れが悪い”のです。
肉が硬いのかと思って食べてみると、そんなことはありません。
なぜなのでしょう?
高価な皿に傷をつけないためでしょうか。
切れないナイフでギコギコ…想像してみてください。
口に入れて食べる以前の問題です。
切りずらい肉=固い肉=安くてまずい肉という先入観にとらわれてしまっては、 美味しい料理も美味しく感じられなくなってしまうのではないでしょうか。
また、ナイフとの格闘で、楽しい会話が中断してしまう事もあるかもしれません。
肉が皿の上から跳んでいってしまったりしたら、もう最悪です。
事実、切れないナイフでは繊維をきれいに断ち切ることが出来ませんし、 肉汁も流れ出てしまい、肉の味は落ちてしまいます。
理想を言わせてもらうなら、高価な皿で、切れるナイフを使って食事をしたいものです。
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