ウサギは野ウサギ(リエーブル)、家ウサギ(ラパン・ドメスティック)の2種類に分けられます。
また、家ウサギにはラパン・フェルミエ(農家産家ウサギ)といって、牧草と穀物を与え、良く太らせたウサギがあります。
ラパンの特徴
ラパンの肉質は非常に蛋白で、かつ脂肪分が少ない肉です。
筋繊維が細かくて柔かく、粘着性と保水性が良いという特徴をを持っています。
癖もないことから、ラパン料理に鶏の脂を加えれば、風味が鶏になったりもします。
他の肉と混ぜてつなぎの役をさせることも出来ます。ソーセージにもウサギの肉が良く使われるのは、このような特徴からです。
良いラパンの選び方
ラパンは90〜100日齢の若いうちに屠畜した方が肉が柔かく美味しいものです。
ラパンのさばき方
ウサギは首の後ろの皮を切って引き裂くようにして皮をはぎ、足首のところで皮と肉を切り離します。腹に包丁を入れて内臓を取り出し、尿道と直腸は破かないように取り除きます。次に肉をブロックに切り分けますが、一般的には前脚、後脚、それに胴の部分を各々2分して6つのブロックにします。後は料理に応じて切り分けます。
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