成田空港第1ターミナルからです。
搭乗手続きを終えました。その際に大韓航空の方に飛行機の乗車率を聞いたところ100%です!とのこと。ソウル→パリ間も100%!凄い。先が思いやられる。最近は韓国からもフランスに行く人が増えています。ブランドショップはほとんどが日本人と韓国人だそうです。
それはそうと、韓国のイーチョン空港は、ハブ空港です。東南アジア、アメリカ、ヨーロッパなどに行く際にイーチョン空港経由で行こうと思っています。マイレージも溜めやすいし、乗り継ぎとか便利です。そして食べるものが旨い。これは、海外旅行の王様直伝です。(笑)
空港に来ると、人間ウオッチングには事欠きません。
先ほどまでに私の隣にいた、アジア系の青年ですが、旅慣れているのでしょうか?
そうではないのでしょうか?フロアーいっぱいに荷物を出して、熱心に整理整頓をしています。家でやってこなかったのか?ホテルで整理しなかったのか?それとも野宿をしたのか?解りませんが、とにかく真剣に汚い下着?などを整理している姿を注意深く拝見していました。ビデオに取っておけば良かった!?(失礼)
※ただいま成田の公衆電話からモバイル中!です。パソコンを起動してアクセスをするのには結構時間かかります。
P-INコンパクトを持ってくれば良かった!。
編集後記その1
しかし、日本は何処でもモバイル出来るのに、後にイーチョンでは空港の隅から隅まで探すことになるとはとうてい思いませんでした。イーチョンの場合、インターネットは何処でもアクセスできるのにノートパソコン持参のビジネスマンにはけっこう不便に出来ています。インターネット王国:韓国と言えども、まだまだノートパソコンの普及率は日本より低いのかも知れません。やはりビジネスで飛び回っている人は自分も含めて、WEB上のデータを閲覧することは出来ますがそこで思いっきり仕事が出来るか?と、考えると、セキュリティも含めてまだまだ自分のノートパソコンを持参しなければならないと考えます。
こういったことを考えても日本の環境のほうがモバイルをやるのに適していると思います。
イーチョン空港便り・恐るべし韓国!
再び韓国のイーチョン空港からです。(13時)
私はこの空港は数回目ですが、コンポジット(乗り換え)で来てみるとその凄さが解ります。ちょっとした一つの街の機能です。ここに丸1日いても、快適に仕事ができるかも?と思えるような空間があります。食べるものは、韓・洋どちらもありますし、寿司などもあります。そして、美味しい!です。サウナなども完備されているそうです。
ここまで来てしまえば、何処でも世界中の便に苦労することはなさそうです。むしろ、日本→韓国の便がいつも満席状態ですから、こちらのチケットを取るのが一苦労です。ワールドカップ効果によって?堂々たる国際ハブ空港を作り上げた韓国、インターネットでもある意味では世界一の水準を誇ります。こと料理に関しても、ありとあらゆるものを入れながらその店独自の味を作り上げていく韓国。中途半端なことが嫌いな韓民族に、ある意味では驚異すら感じられるのは私だけでしょうか?
編集後記その2
イーチョン空港から、ソウル市内まで(ロッテホテル周辺)リムジンバスが出ています。日本のリムジンバスとは違います!革張りのシートで足もたっぷり伸ばせるリムジンバスです!。市内までおおよそ1時間10分から30分ぐらいですがタクシーより数段快適です。運転手も好印象ですし・・・。ソウルのタクシーはソウル市内も飛ばしますが、郊外に行くともっと飛ばします。安全性から考えても、快適性から考えても、経済性から考えても断然パスですね!。運賃は日本円でおおよそ1500円以内だったっと思います。
イーチョン空港でのユーロへの両替
2002年02月26日 (TUE) 05:03:25
10万円を両替しました。ユーロ!です。!なんか少なくなってしまった気がします。お金が!おもちゃのお金みたいです。失礼!
感覚を変えないといけません。100000が約800なにがしになってしまったのですから、チップとかその他タクシーに乗る場合など、慣れが必要です。※今回、行きは韓国コンポジット(乗り換え)だけですからウォンに両替はしませんが韓国からヨーロッパなどユーロをウォンと勘違いしたら大損です。チップとかで思わず200ユーロなど出したらたいへんです。そりゃ、もらった人は大喜びでしょうか?出したこちらは貧乏になってしまいます。笑(フランスでは2月17日に完全にフランが姿を消した!とのことです。)(お店の人に聞いてみると両方使うパニックから解放されてほっとしているとのこと)
日本円に換算して10ユーロの場合150をかけてちょうどいいのではないでしょうか?10ユーロで1500円です。しかしながら、このお札が1500円の価値がなさそうなおもちゃ感覚です。随分とヨーロッパでも「おもちゃだ!」と取り上げられたそうですが同感です。でもこれによってヨーロッパの国々の移動が楽になったのだからありがたい話です。
ところで、イーチョンからのパリ行き飛行機の中は国際色がゆたかです。乗車率99%!私のまわりは、パリジャンの若者が10人弱、フランス語が飛び交っています。パソコンを立ち上げると後ろから回りから、見ています。キーを打つ指にも力が入ってしまいます?。
イーチョンでは、さすがネット先進国・韓国ともいえるパソコンでインターネットサービスをしていました。わたしの棟では、8台のパソコンが立ち上がっていましたが、全部使用中で使うことが出来ませんでした。一度、わがグルメミートWORLDのHPを見てみたいと思います。もっとも文字化けしていて見ることが出来ないそうですが・・・。
高度9500メートルを時速750キロで運航中。パリまであと11時間25分!到着時刻、現地時間午後5時30分の予定とのアナウンス!
編集後記その3
イーチョン空港コンポジットの時間を入れると成田→フランス間がおおよそ17時間弱!かかってしまいます。海外出張の際はこの時間をどう過ごすかによって現地についたときのコンディションなど左右されてしまいます。コリアンエアラインの場合、世界の航空会社のベスト5以内に顔を出すこともあるそうですから(河野比呂氏談)、サービスがいいのは納得できます。トイレの中に歯ブラシとリステリンみたいな口を濯ぐものも、完備されています。そして、何といっても、食事がまともです。
何か不自然だよ・笑顔が!(失礼)機中より
2002年02月26日 (TUE) 05:05:15
再び大韓航空のパリ行きの機中よりです。こんなことを書いて御免なさい。コリアンエアラインのスチュワーデスの方々の笑顔が凄くいいのですが、韓国の女性は初対面の人には笑顔をあまり振りまかないはずです。初対面での笑顔は自分を下げて見せることになる!と言うのがおおよその相場らしいです。日本→ソウル間の飛行機では、必要以上の笑顔を見せないのですが、ヨーロッパ便のスチュワーデスは違うのかもしれません?「マクドナルドスマイル・韓国版?」(なんだこりゃ?)を体験しているようです。韓国の女性のマクドナルドスマイルを見ると、不思議な気分にさせられますね!。この飛行機は大韓航空ですから、日本人にとってのJALやANAみたいなものですね。その機中での韓国のスチュワーデスの変貌!マクドナルド・スマイルってとこでしょうか。一度、飛行機に乗っている韓国の方に、このことを聞いてみたいと思っています。
編集後記その4
コリアン・マクドナルド・スマイルのことは、アプリコットもその後の旅行記で言っていました。彼女は初めて飛行機を乗ってこのことを気づいたのだから、結構、不自然に感じるのかも知れません。ある意味では韓国でスチュワーデスの職に就くことは、日本と同じく名誉のことかも知れません。そう考えるとプライドの高い彼女たちが初対面の人たちに笑顔を振りまくことは最初はためらうのだろうな?!と変に納得してしまいます。
シャルル ド ゴール空港に着いたら
2002年02月26日 (TUE) 05:06:40
パリの空港に着いたら、お値段を考えてもホントはパスに乗りたいところですが、ホテルが何処かわからないのに日が暮れたところを、重いスーツケースを持って探し歩くのは考えてしまいます。ディジョンのホテルの予約も、先日の朝、自宅から電車にのる1時間前に予約をいれました!インターネットです。!なぜか、自分のThink
Padからは、予約の画面に入ることが出来ませんでした。しかし、家内のThink Padから入ることが出来たので取ることが出来ました。ラッキーです。
三つ星のホテルでバスタブが付いていて、45ユーロ!です。週末価格を割引で提供しているらしいです。ディジョン【DIJON】の知り合いが紹介してくれました。今回は国際農業展を4日間見て、その後3月1日から3日までの2泊3日をディジョンの旅にあてます。
パリのリヨン駅でパリに着いた当日、TGVのチケットを買わなければなりません。後からでも買えるのですが、席が空いてなくてもどんどん発行してしまうそうです。1時間40分、立ち席になってしまいますので、是非とも席は確保しておきたいです。
チケットを買うのはホテルに荷物を置いてからです。17時30分に到着しますから、ホテルに着くのが19時30分ぐらいになると思います。次の日は朝から、国際農業展で分刻みの行動になると思われますから、到着日に何としてもチケットを購入しておかなければなりません。プレッシャー・プレッシャーです。
編集後記その5
インターネットの発達によってヨーロッパのホテルも日本から予約が出来るようになりました。今回、ディジョン【DIJON】のホテルはイビスチェーンのホテルです。知らない都市に行く場合、このような国際的ホテルチェーンに宿泊するのは無難な方法だと思います。直接予約することによって価格も廉価で宿泊する事が出来ます。こういったことによって現在、日本の旅行会社が一つの節目に立たされていると思います。
一度こういった旅を経験すると自分で旅を組み立てる面白さと、日本にいながらにして擬似体験とも言うべき「旅行」ができ、2度美味しいかもしれません。
機中より
2002年02月26日 (TUE) 05:07:51
コリアンエアラインの成田ーイーチョン間ではワインがありませんでした。パリ間ではあるのでしょうか?心配です。でも多分これだけのパリジャンが乗車をするのですからあると思います。でも飲み過ぎには注意しなければなりません。アルコール類は利尿作用が強く飲んだ以上に身体から水分を奪ってしまいます。今、スチュワーデスが来ました。白ワインと水をもらいました。でもコップで半分しか入ってない!エールフランスは丸ごと1本くれるのに!(エールフランスはスパークリング・ワインもあります。)でも飲み過ぎには注意ですので、このぐらいが適量かもしれません。
編集後記その6
確かに飛行機の中でのアルコールの楽しみです。(それしかない?)しかし、あまりの飲み過ぎは体調不良の原因にもなりかねません。注意!
ディジョン【DIJON】ジョンで得るものは何だろう?
2002年02月26日 (TUE) 05:08:59
ディジョンはブルゴーニュ地方の入り口の都市で、この地方最大の都市です。
人口はおよそ18万人。街の大きさを把握するにはちょうどいいサイズです。
直感ですが、僕はこれからフランスを訪れるたびにこの都市に来ることになると思います。食の都ブルゴーニュの中心都市ディジョンは、様々な美味しさと素晴らしさに満ちあふれています。あこがれのブルゴーニュワイン!なで肩のボトルが特徴です。ディジョンの酒豪が一体どんなお店に連れて行ってくれるのか?興味はつきません。
またブルゴーニュ地方と言えば、エスカルゴです。高級エスカルゴの本場です。エスカルゴはワインの葉を食べて育ちます。こちらの地方は一般の家庭でもエスカルゴを飼っているそうです。今の時期はエスカルゴが冬眠中!とのこと。どんな風になっているのか現地に行ってみるのが一番です。
また、この地方はシャローレ牛の産地です。フランスで最高と絶賛されるシャローレ牛がどれほどのものか食べてきます。われわれ、日本人の舌は特別です!何と言っても和牛を賞味出来るのですから・・。興味ありです。
そしてまた、ブルゴーニュ地方は最高級鶏のブレス産プーレの産地です。ブレスはディジョンからはいささか離れているのですか、玄関口のディジョンで専門店があるそうです。忘れてはならないのが、クック・オー・ヴァンです。雄鶏の赤ワイン煮です。シャローレ牛の赤ワイン煮も有名ですがこの地方の銘酒、ブルゴーニュワインを使った煮込み料理の本場の味はどの程度なのか興味ありです。
編集後記その7
今回は、パリの郊外の国際農業見本市の取材がメインだったがその会場でも、当然、エスカルゴのことを聞きまくった。会場はブルゴーニュ【BOURGOGNE】地方がメインで今年は出展していてまたとない機会でしたが、とうとうエスカルゴは霧の中に埋もれてしまいました。フランス現地に行くと、ぶっつけ本番的なことがありかえって情報が埋もれてしまうことがあると思いました。時間をかけてじっくりとこちらから知人にきくとかいろんな手段を使って、めぼしいところを探してから再チャレンジです。どっちにしてもエスカルゴの冬眠期間は避けた方が賢明です。
グルメミートWORLDのエスカルゴ!
2002年02月26日 (TUE) 05:10:07
グルメミートWORLDのロゴマークのエスカルゴ!(カタツムリではありません)の意味するものは「美味しいものを世界中から、エスカルゴに乗せて皆様にご紹介する」ことです。エスカルゴの口が上に空いているのは、美味しいものをエスカルゴの中に入れて運ぶ為にです。
では、どうして?エスカルゴをグルメミートWORLDで扱ってないのか?ですが、今まで皆さんにご紹介出来る美味しいエスカルゴがありませんでした。10年ほど前にパリのエスカルゴ専門店で食べたエスカルゴ以上の美味しいエスカルゴに10年間行き当たっていません。今回の生産者を訪ねる旅で、行き会えることを願っています。
ブルゴーニュ地方にはエスカルゴ号という名の観光客船があるらしいのです。多分この客船に乗って、「この地方の美味しいところ巡り」をするのだと思います。自転車を積んでいる客船もあります。ブルゴーニュのワイナリーなどを回るのに好都合なのでしょう。客船での旅は快適で、1つ星程度!もある専用レストランが入ってますので、正にグルメの旅です!
今回の旅行では、この手の観光客船巡りの対日プロモーション担当の方と会います。この春に、初めて日本からの観光ツアーが来るそうです。食事とか、お昼のまどろんでいる時に移動をしながらブルゴーニュ地方の名所や、美味しいところ巡りを楽しむとは、何と贅沢でしょう!この地方のワイナリーとか生産者のところを回ろうと思っても、交通手段が少なく、1日にパス1本というところも珍しくありません。そんなとき船を使えば、効率的に回れる訳です。7泊8日ぐらいの旅もあるそうですが、一度、1泊2日ぐらいの船旅なら、皆様にご紹介できそうですね。
編集後記その8
河川とか、運河を6泊から7泊で旅をする!ことなど日本では考えられないことです。大陸ならではと言うことでしょうか。後にこの対日プロモーション担当の方が日本に来ることになるのですが、日本のジャーナリストの方との歓談で(私も出席しました)以外と早くこの観光旅行が日本の方に紹介できる日が近いと思っています。
パリ発 国際農業見本市
2002年02月26日 (TUE) 05:11:21
今回の旅の第1目的は、国際農業見本市に行って美味しいものを皆様にご紹介することです。フランスは、ヨーロッパでも名だたる農業大国です。自給自足でまかなえる数少ない豊かな農業資源に恵まれた国家です。
一説にはフランスには2つの国があるといいます。ひとつは、パリという国、あと一つはパリ以外のフランスという国です。これらのことが言われるようにパリは回りに巨大な農場を抱えて、美味しいものを地方に要求し地方の生産者は、美食を追求して今日に至っているのではないか?と思います。
こちらにきて感じることは野菜の香りが強いことです。パリの北村シェフも言ってました。野菜の力が強いんです。このことからも、野菜に負けない味のある食肉の生産などをしているのだと言うことです。この辺が日本の生産者との違いがあるのかも知れません。自給自足でまかなえるほどの農業力をもって食肉の生産をしている国フランス。力強い大地の香りのする野菜類を食べて育った食肉が美味しいのは当然です。
編集後記その9
フランスの国土面積は約55万平方qで日本の国土の約1.6倍です。人口は約6千万人です。平野部の人口密度は日本の13分の1です。日本の場合、国土面積に対する農業用地比率は13.5%、フランスは何と54.4%です。
実質的な農業用地は、日本の6倍です。人口は日本の2分の1ですから、人口1人あたりの農業用地は日本の12倍!もの数字になります。いかにフランスが農業大国かがわかります。穀物自給率でも世界でベスト3ですし、食糧自給率もベスト3以内です。
具体的な数字も穀物自給率、我が国日本は、27%に対して、フランスは191%です。いかに、家畜・家禽類などの飼料にこだわりを持って、飼料からの生産を管理できるかこの数字を見れば一目瞭然と言わざるをえません。
フランス料理のソース
2002年02月26日
(TUE) 05:12:23
仏蘭西料理には、何百種類のソースがあると言われます。確かにこの濃厚でコクがあり、まろやかなソースはフレンチの神髄であり、他の料理ではまねの出来ないところです。素材・食材がしっかりしているからこそ、濃厚なソースにも負けない料理が出来るのだと思います。しかしながら、私たち日本人にはもっとさっぱりと食べられないか?と思ってしまう方が大半です。
編集後記その10
フレンチのソースには意見が分かれるところです。我々、日本人には素材の持ち味がわかる鋭い味覚があると思います。長年培ってきた、和食のおかげなんでしょうか?それとも民族性でしょうか?
白身の魚を刺身で食べた場合など、特に死後硬直のコリコリしているときの繊細な味の感覚など確かに他の民族では感じられないかも知れません。また刺身の活きのいい素材ほど、コリコリしていて旨味が出ていないのも事実です。が、その微妙な味をききわける我々の味覚は見事です。
パリのチャイナタウン
2002年02月26日 (TUE) 05:13:40
世界各国の主要な都市には必ずチャイナタウンがあります。パリもご多分に漏れず立派なチャイナタウンがあるそうです。出来れば今回、パリのチャイナタウンに足を伸ばしてみたいと思っています。パリの13区ですからモンパルナスからはそう遠くない距離です。横浜の中華街(チャイナタウンではないですが)などで食べる鶏肉などの料理と素材が違うとどんなものか?興味があります。
中国の方は、世界各国を旅行する際にはなんて便利なんだろう!と思います。自国の人たちが大勢いる町が世界中にあるのですから・・・。わたしなどは、フランスに行って日本の方と会うだけでほっとします。
編集後記その11
海外に行くと日本の方は2通りに別れると言います。近づく方と、無視をする方です。私も気がつくと無視をする日本人になっているときがあります?!笑。了見がせまいのか、格好を付けたいのかどちらかなのでしょうか?ハッと我に返って話してみると結構な情報を教えて頂いたり徳ですよね。
パリの中華街は残念ながらいけませんでした。素材がいいので日本との対比が出来るかな?と思っていました。案の定、パリの中華街は美味しいと日本の方が言ってました。やはり味にうるさいパリジャンに鍛えられているからでしょうか?でも帰りにパリの日本人ミニ街でラーメンを食べましたが、美味しかった。スープが美味しかったです。
ディジョン【DIJON】・ボーヌ【BEAUNE】はどちらも都!
2002年02月26日 (TUE) 10:51:48
ディジョン【DIJON】は11世紀ぐらいからフランス王家に対抗して栄えていたブルゴーニュ【BOURGOGNE】公国の首都です。さかのぼること紀元前52年にローマの支配下に入ります。5世紀にバルト海沿岸からブルグント族が王国を築きますが現在のブルゴーニュ【BOURGOGNE】の名はこの部族の名に由来していると考えられています。
中世のブルゴーニュ【BOURGOGNE】は修道院運動の中枢となります。第2次十字軍の説教を行ったのは今なお多くの巡礼者でにぎわう信仰の地、ヴェッズレーにおいてです。
14世紀中頃から15世紀中頃までは最も勢力を伸ばし、ベルギーやオランダも傘下に治めフランス王国をしのぎヨーロッパ最強の国とまで言われました。その後15世紀の終わり頃から公国は、フランスに併合され今日に至っています。
豊かな自然に恵まれ、中世の富と財宝を集約した街・ディジョン【DIJON】、そしてブルゴーニュ【BOURGOGNE】地方は、美酒・美食が備わっているのは当然のことと言えます。
古くは5世紀にローマ帝国占領下で葡萄の生産が始まりました。ディジョン【DIJON】から急行で20分ほどのところにボーヌ【BEAUNE】があります。別名:ブルゴーニュワインの首都と言われ、人口2万人ほどの小さな街はあまりにも世界的に有名です。
世界中からワイン好きの人たちが訪れ、ワイナリー巡り、ワイン博物館、ワインショップ巡りなどワインにまつわること満載の街です。
ブルゴーニュ【BOURGOGNE】と言えば忘れてはならないものにエスカルゴ【ESCARGOT】があります。
エスカルゴ【ESCARGOT】は葡萄の葉を食べて育ちます。正に美酒・美食の相乗効果のたまもの!と言えます。
編集後記その12
プレサレ!!
★47番(写真の番号です。)
シャンゼリゼ通りから少しはいったところにCHIBERTAはありました。
住所は
3,rue Arsene Houssaye 75008 PARIS
TEL 01 53 53 42 00 FAX 01 45 62 85 08
です。一つ星のレストランです。フランスの北西部のノルマンディ地方の料理が特色で、この地方の湿地帯に出来る塩の香りを含んだ草を食べることで珍重されるプレサレを食べさせてくれることで有名です。この日も1週間前から予約をしてプレサレの最上の部位を取り寄せておいてもらいました。まだシーズンには少し早いのですが、十分すぎるほど堪能させてもらいました。
★51番
現地の友人と2人で席に着くと、プレサレのロースを早速見せてくれました。こういったサービスも高級レストランならではのもので、世界一高級なラムのロースの部分をいったいどの程度の料金で食べさせてくれるのか?いろんな意味で興味が尽きません。後にこの見せてくれたプレサレに圧倒されることになるのです。なにせ、日本ではこの量はゆうに6人前から8人前!はあるのです。
まさか、これ全部は焼かないよね!?ボーイさん。★50番の写真。この方(ギャルソン)は、時計型ライターをつけて自慢げにしています。気に入ったようなので、あげるよ!と気前のいい日本人になってしまいました。彼は、このライターでお客様をサービスします。嬉しいとにっこりしています。
52番。
先ずは前菜にフォアグラのソテーです。焼き加減はレア!なんとも言えません。けどボリュームたっぷり!メインのプレサレはさっき見せてくれたの全部は焼かないでしょう?57番。
と思っていると、見事にローストされたプレサレ2本!さっきのだ!。ギャルソン曰く、シェフが「なるべく大きい固まりで焼いたほうが、ジューシー!です。」といっています。なるほど贅沢な料理です。これで2人前しかとれない。日本で食べたら、一体幾ら取られるんだろう?今現在は日本に入ってこない幻のプレサレだけど、枝の半丸の状態で通常の和牛の2倍強しました!。ロースだけだとキロ2万円はくだらないでしょう!これが2キロ近くもローストされている、この事実!。おお、おそろしい・・・。
65番。
ギャルソンはそんなことを悩んでいるとは知らずに、鮮やかな手さばきでカットをしていきます。中がロゼ状態になっていてちょうどいい焼き加減です。これ以上火を入れてしまうと、テーブル・サービスの時に美味しい肉汁が出てしまいます。ぎりぎりのところで止める焼き加減はさすが!です。これも、なるべく大きいブロックで焼いているから美味しさが保たれる秘訣です。でもこれでも600gぐらいあるよ!すごいボリュームです。おお、怖〜。いったい幾ら取られるんだろう!お値段聞いておけば良かった。
案の条、友人は半分以上残してしまいました。
48番。
きれいなギャルソンさんが、「そんなに残したら、シェフのところには下げられないわね。」と言いながらテイクアウトにしてくれた。(感謝!)
しかし、まだ喜ぶのは早かった!次なる難所はデザート!
66番。67番。
めいめい1人前だが、チョコレートフルコース!のデザートと、ペアのシャーベット他、3点盛りだ。お姉さん、ちょっと怖い顔で、今度はちゃんと食べてね。だって。
ジョークなのか本気なのかわからない!。でも目は笑ってなかった。(でもそんなところが素敵なのか、彼女も親しげに言っていたのかな?)今考えてみると、時計型ライターを彼にやってしまったのは失敗だった!彼女には何もしてやっていないのに気がついた。
こんなことなら大谷優美子さんに2個もらっておけば良かった。しかし、それだけこのライターが人気があったと言うことだ。
今でも、おフランスのシャンゼリゼ通り近くの高級一つ星レストラン
「CHIBERTA」でこの腕時計ライターが、ギャルソンに愛用されている!。
パリの国際農業見本市会場から
2002年02月26日 (TUE) 21:12:22
すみません。パリの農業展示会場のパソコンを借りてです。日本に帰ったら、正式に書き直すつもりです。失礼それにしてもフランスのキーボードはキーの配置が微妙に違ってます!(以外とこれが良い思い出!で残しました)
nougyouitino;kaijyoukaradesu;
農業市の会場からです。
nihongonojisyoganainode;suimasen 日本語の辞書がないのですいません。
totemo;mawarikirumonodewaarimasen とても回りきるものでは、ありません。
huransuga;aratamete;nougyoukokunoninnsikidesu:
フランスがあらためて農業国の認識です。
kaijyounokakarinohitomosugokusinsetudesu:
会場の係りの人も凄く親切です。
siikusyaga,kaijyouni,sonomamasaigensareteimasu:
飼育舎が会場内にそのまま再現されています。
gyuuno,konku-rugaarimasu: 牛のコンクールがあります。
soredewa:konohende それでは、このへんで。
編集後記その13
会場内のパソコンを拝借して店長@メモ帳にアクセスしました。グルメミートWORLDも文字化けしていて何が書いてあるのかわかりませんが、店長@メモ帳のなかはどうにかアルファベットで書けました。普段からローマ字入力をしていても書いた文字が日本語で出てこないでローマ字ですから、感じ方が随分と違います。読みづらい点をご了承下さい。
国際農業展の会場は、正に農場さながらの再現です。牛舎あり、豚舎あり、羊舎ありで来場者と一体となっています。当然、動物の臭いがありますが、そこは農業大国フランスです。こどもも牛の横に寝そべったり、羊を一体となったり豚をじっと観察していたりします。日本の子ども達とは随分と違います。生活の一部なのでしょうか?でも外国人は皆無ですね。99,9%フランス人じゃないでしょうか?ひと、ひと、ひと、です。フランスは農業大国です。
フランス パリ発 究極の鶏くらべ!
2002年02月28日 (THU) 11:04:17
フランス発!究極の地鶏くらべです。写真は、美味しい声@掲示板を見てください。農業展も2日間取材をしました。幕張メッセの3倍はあろうとかと思う会場を足を棒にして歩いています。フランスは2ヶ月弱で大統領選挙が始まります。パフォーマンスの代わりに候補者が会場を訪れています。またそれが混雑に輪をかけています。
農業展の中でも牛に関してはフランス国民の最大の関心事であるBSEに関して、投票が大きく左右されますので、各候補ともまめに回って来ます。そのたびに広い会場もぎゅうぎゅう詰めになってしまいます。会場を歩くだけで一苦労です。現地では間休みと重なって家族連れでレクレーション気分で牛・羊・馬・豚・鶏などを見に来ています。
本日は、有名な地鶏の生産者を訪ねました。右からブレス産の地鶏・ブルゴーニュ産黒毛鶏・ブルゴーニュ産茶毛鶏です。
ブレス産鶏は、言わずと知れた世界にとどろくものです。年間輸出量を6万羽におさえ厳重な審査を得た鶏肉がブレスのレッテルを貼られます。それ以外の審査をそれたものは市場に流通することはありません。飼育の特徴としては、120日かけて飼育される鶏は乳粕を食べさせられ独自の風味を醸し出します。肉食は黄色に近いです。
ブルゴーニュ産地鶏は、黒毛と茶毛です。最大の特徴はブレス産の地鶏と乳粕を除いては完全に同じものを食べさせています。
乳粕の代わりに天然植物性プロテインを用いています。また、これらの飼料は100%地元の生産のみでコントロールされ安全で安心な飼料を与えています。この辺が日本の生産者と違うところです。フランスは世界で数少ない自給自足ができる農業国です。日本の約1.5倍の国土に日本より少ない人口で、農業地として使える比率も日本とは比べものになりません。そして、最大の特徴は、飼育に置いてもこれらの鶏肉は自給率100%です。
フランスの食通をうならせる旨い鶏肉の生産は、実は飼料の生産から始まっているのです。そして、注目にあたいすることは、急速にBIO化が進んでいることです。飼料の無農薬化です。
これは、凄いことです。もともと人間の口に入る無農薬化は、前から始まっていたのですがBSEを発端に、飼料まで無農薬化が進んでいます。
大部分の飼料を輸入物に頼る日本では絶対に出来ない飼育がフランスでは実現しつつあります。家畜・家禽類の5%近くがもう実現されているのです。もちろん、遺伝子操作の飼料は現在でも与えていません。
そして飼育をして約50日経ったところで、放し飼いにされます。薄暗い鶏舎の中にいるより燦々と降り注ぐ太陽の光を浴びて、肥沃な土の上で健康的に育つのです。美味しいはずです。
卵!これがまた旨い!農業展でも多数の卵の生産者が出展をしていました。このことからもフランスが卵に対してかなりのこだわりがあることがわかります。もちろん100%自給自足の飼料をふんだんに与えられ健康的に飼育されることは言うまでもありません。
これらのように肥沃な大地の恵みを与えられた肉と卵がとりなす料理は旨いわけです。
究極の親子丼の材料がそろいました!
編集後記その14
各ブースに行ってみるとフランスが農業国だという認識がさらに高まります。たとえば鶏ですが、必ず飼料が一緒に展示されています。中には手にとって臭いから風味から自分の手で、鼻で、目で確認できます。
ある生産者のブルゴーニュ【BOURGOGNE】のプーレノアールはブレス産プーレの近くの地域で十何種類かの飼料の中で、たった1種類違う飼料を与えているだけで後は全部同じ飼料を使っています!という鶏肉に出会いました。直接生産者の方と会って話をしましたのでこれは確実な話です。また、使っている飼料は100%飼育場の近くでとれたものです。その為に飼料の管理もほぼ完璧に近く出来るわけです。
≫≫続く
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